私は和陶器がとても好き。
昔は洋食器も好きだったけど、7年くらい前から「基本的には和食器で揃えよう」と決めた。
洋・和食器、どちらも好きなだけ買えたらいいけれど
やはり収納には限界があるし、収納を無視した物の買い方はどうかな?とも思うし。


どちらかだけで揃えていこうと思った時、迷わず「和」を選んだた。
洋と和を比べたら、和食器の方がどんなお料理にも合う懐の深さみたいなものがあるから。

日本人は、和食はもちろん、イタリアン、中華・・日々本当に色々なものを食べる。
和食器、なかでも和陶器はそういう全てのお料理を受け止めてくれる気がする。
洋食器では、煮物、お刺身、天ぷらなどもおいしそうに感じられないし・・。


和食器の中でも磁器より陶器が好きな理由は、
その見た目の温かさや、ザラっとした手触りもその理由のひとつだけれど、
なんと言っても器の変化が楽しめるから。

写真左と中は数年前にfudokiさんで買ったものだけど、買った当時、
急須(左)はベージュと薄いグレーの中間のような一色という印象だったのに、
今はだいぶ色が変わってきた。
飯碗は(写真中)は、写真ではわかりずらいかもしれないけれど、
白い部分に青い色が出てきた。
右の片口も、今は口の周りを中心に模様がでてきた。

真ん中の青が出てきたのは違うと思うけど、陶器のこのような変化は
イヤな言い方をすれば、落ちなくなった汚れである場合がほとんど。
急須は毎日使うことで茶渋が染みていったのだと思うし、
その他の器もお料理を盛り付けたときに、それが染みたのだと思う。

「汚れが目立ってきた」と思われる方もいるかもしれないけれど
私はこういう器の変化が大好き。
「大事、大事」とタナの中にしまっておいたら、こういう変化は現れない。
だから自分が使ってきた歴史というと大げさだけど「証し」だと思う。
俗に言う「器を育てる」ということは、こういうことだと思う。



もし他の人が買っていったなら、同じ器でも違う育ち方をしていくはず。
そう思うと自分が使ってきたその器が、とてもいとおしくなってくる。


たまに両手で器をしっかりと持ち、じっくり見てみる。
「いい色になってきたな〜」なんて思う時間がとても好き。
2003/06/02 up

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