結婚する前の私の部屋は、家具は白で、スヌーピー、ミッキー、ペコちゃんなどの
キャラクターグッズでいっぱいだった。
家具の白は「白木」ではないく「白」。
それも今流行のシャビーな感じではなく、まったくの白だった。
「一番好きな色はピンク♪」で、今では想像もつかないような、かわいいお部屋♪

23歳で結婚する時、それらのキャラクター達とお別れするのは寂しかったけど
キッパリとサヨナラした。
なぜなら結婚生活は自分ひとりではないので、やはり相手の好みも考えないといけないなと思ったから。


でも結婚後のインテリアをどんな路線で考えたらいいか、けっこう悩んだけど
やはりインテリア好きな主人とも話し合って、カントリー路線に決めた。
カントリーと言っても、あまりかわいすぎないシンプルなカントリー調が目標だった。


インテリア雑誌を見ていると、「奥さん一人で決めてるのかな??」って思うような、
とてもかわいらしいインテリアのお宅もよく見かける。
ご主人も同じような好みなのか、それともご主人がインテリアに全く感心がなく
奥さんが自分の一存でやっているのかはわからないけれど、
バラの模様、クマさん、ピンク色などがふんだんに使われていたり・・。
もちろん、自分達がよければ人がなんて思おうと構わない。
ただ、奥さんだけの好みだとすると、それを押し付けてしまうのはどうかな?と思う時もある。


テーブルウェアーにしても、女性はキレイなものが好き。
きれいな色のテーブルクロスに、きれいな色柄の洋皿で、ちょっと気取ってお食事♪
洋のテーブルは、やはり私達日本人には、多少の緊張感みたいなものがあると思う。
でも主婦にとっては、特に普段あまり緊張感のない生活をしている専業主婦にとっては
そのある種の緊張感もまた楽しかったりする。
そんなステキなテーブルでのお食事は、私自身も決して嫌いではない。
嫌いでないどころか、やはり「楽しい♪」という気持がある。


でも日本人男性はどうだろう?
毎日満員の通勤電車に乗り、会社での仕事も今のような不景気の時には、
ストレスもそうとうなものだと思う。
アフター5に、サラリーマンが飲みに行くのは、居酒屋さんが多いのも、
仕事後は気取りのないリラックスした雰囲気を求める人が大半ではないのかな?
家での食事も、キレイなクロスにキレイな洋皿・・
そういうのを求めているのかな?


インテリアグッズにしても、テーブルウェアーにしても、「きれい!」とか「かわいい!」って
思って買ったものは、女性だけが満足するものが多いような気がする。


私が和食器が好きなのは、自分自身も勿論だけれど
主人にとっても楽しみになるような食事にしたいから。


私のテーブルコーディネートの教室に参加してくださる方も
「以前は和食器に興味がなかったけれど大好きになった」と言って下さる方が多い。
やはり「和」は、の日本人の心にスーと無理なく入ってくるのかな?

結婚生活は決して一人ではないので、自分だけの好みを押し付けないようにしたいなと思う。

2003/07/04 up
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